4年生ブログリレー #92 川瀬公太
1x5mの芝マットを前FOの柴田智隼さんから購入してもらうところから僕の2017年はスタートしました。
この芝マットは、かなりタフで以前のように真っ二つになることはありません。しかも、かなり良い人工芝なので来年は僕が購入しなくても大丈夫そうです。本当に良かった。
もうすぐ僕の学生生活最後の大会が始まります。気づいたらもうこんな時期になってて正直びっくりしています。本当に短かった。
ブログに何を書こうと悩みましたが、僕のいままでのFO人生を思い返してみようと思います。ダラダラと長いので、暇な時に読んでいただけると幸いです。
僕がFOを始めたのは1年の冬でした。その時の僕は、目立たない&下手くそな選手で(今もですが...)、正直ラクロスが楽しくありませんでした。それでもバカ正直な僕は毎日きつい思いしながら早起きして、"ただ"練習していました。
「このままBチームで4年間終わるんだなぁ」「俺ラクロス部に入って正解やったんかなぁ」と思っていたころ、転機が訪れました。ある日、僕の師匠である中村祐一郎さんがFOしているところをみました。その頃、FOには興味ありませんでしたが、こう思いました。「ゆういちろうさんと同じ体型の僕でもFOできるんじゃないか」と。(失礼ですね)
そういったフワッとした理由でFOを始めました。
しかし、現実は甘くありません。全く勝てない日々を送りました。どれだけやっても勝てない、同期にはユースでもFOやっていた平もいる。このまま試合に出られないかもしれない。
「やっぱ、FOもダメなのか....」毎日そんな思いでいっぱいでした。それでも悔しさからでしょうか、不器用ながら必死に"FOで勝つ方法"を一日中考えました。授業中やバイト中、寝ている時でもFOの夢を見るくらいでした。それでも、うまくいかない日が続きましたが、だんだんと勝つことができるようになり、FOも楽しくなってきました。
そして、関東へ武者修行して得た「スライドクランプ」。これが僕のFO人生を変えました。今思い返しても、これほど僕を変えた出来事はありません。そこからは、つま恋でMVPを受賞させてもらったり、レギュラーとしてリーグ戦に出ました。
今思うと、これほど恵まれたラクロス人生は無いなと思っています。目立たなかった選手が、ふとした理由でFOを始め、壁にぶちあたったけど、なんとかなって、いろんな経験して...
僕の母がよく言う「人生塞翁が馬」っていう言葉が当てはまると思うのですが、こんな幸せなラクロス人生を送れたのは、僕が"ただ"運が良かっただけではありません。先輩や同期、後輩、コーチ、両親や一緒にFOしてくれた人たち...多くの人に支えながらFOができたと思っています。また、FOというポジションは特殊であり、それ故周りからの理解がないと成り立たないポジションだと思っています。そういったことも理解してくれて、FOをさせてくれたことにも感謝です。
今の僕があるのも、関わった全ての人達のおかげです。その人達のためにも僕はこの先負けられません。そして、今まで順風満帆なラクロス人生ではなかったかもしれないけど、最後のくらいは納得して終わりたい。報われたい。そんな想いも込めて自分のためにも負けられません。
そして、この先FO界がもっと盛り上がって、"ラクロスが面白い!"と思ってもらえるようにするためにも、"魅せるFO"もしていきたいです。
そのために、もう少しだけ僕に力をください。
そして、なによりも僕は"南山"として勝ちたい。大好きなチームで少しでも長くラクロスがしたい!チームのみんなを笑顔にしたい!!そんな思いでいっぱいです!
やってやろう!!