4年生引退ブログリレー -BLUEPRIDE- #28 青山凌
平素より多大なるご声援・ご支援誠にありがとうございます。 20 南山で副主将を務めました#28 青山凌です。
最初で最後の引退ブログ。
今 思っている事を、全部ここに残そうと思います。 最後まで読んで頂けると嬉しいです。
僕はこの 4 年間「熱い男」とよく言われてきましたが、僕を熱い男にしてくれたのは、 周りの人々のおかげです。
僕の大好きな自慢の同期。
4 年間どれだけ頑張っても越える事が出来なかった駿悟の存在。
MD として 1 番近くでずっと一緒に頑張ってきて、良きライバルであった吉田と白木。 本当にいろんな事を考えてラクロスしていて、OF を引っ張ってくれた迅。 みんなが見ていない所で寡黙にコツコツ頑張っていた土屋。
荻野からたまに「凌 上手かったよ!」と言われると本当に嬉しく、 もっと頑張ろうと思えた。 同期と自主練する時間が大好きで、楽しさのあまり何回バイトを休んだことか...。
みるみる上手くなる後輩たち。
常に成長を追い求める後輩たちの姿を見て、何度も焦らされたし、 自分ももっと頑張らないといけないと火をつけてもらった。 いつもタメ口で生意気な潤に「凌さんを越えてやる」と言われた時は なんだか嬉しかった。 後輩の真摯にラクロスに取り組む姿に何度も背中を押された。
尊敬する先輩方。
僕は奥村さんの背中をずっと追いかけてきました。
1 年生の時から、奥村さんのダッジのかけ方、ランシューの打ち方、何気ないクロスワーク。 動画を見て全部研究して真似してきました。
チームで 1 番上手い先輩が 1 番努力している姿を尊敬していて、1 日でも早く近づく為に、 越える為に、奥村さんが帰るまでは絶対に帰らないと決めて、ナイターが消えるまでグラン ドで練習をし、オフの日の朝もグランドに来てシュートを打ち続けた。
2 年生の時には、下手くそで生意気な僕に本気で向き合ってくれた壮希さん。 毎日課題を提示してくださって、壮希さんとラクロスが出来たことに誇りを感じます。 まだ青かった駿悟と練習後に OF の愚痴を言い合っていたのが懐かしく感じます(笑)
僕を熱くしてくれたのは選手だけではありません。 4 年間共に戦い続けたスタッフの存在。
毎朝 選手より早く学校に来て、練習の準備をしてくれる。 自分のプレーがビデオに残り、数値となってスコアになる。 僕たちの成長の為に、スタッフは必要不可欠な存在だった。 スタッフは試合に出てプレーする事も出来ないし、試合の結果に直接的に影響を与える事 が出来ない。だけど選手の活躍の為に、勝利の為に、僕たちを支えてくれたし、時には本気 でぶつかってくれた。僕は選手として必ず結果で恩返しをしなければいけないと 日々心の中で思っていた。 怪我とも一緒に戦ってくれた。復帰メニューを一緒に考えてくれて、愚痴や不満も聞いてく れた。「体大きくなったね」と言われる事がすごくすごく嬉しくて、 大嫌いな筋トレもどれだけでも頑張れた。力がみなぎる気がした。
外部トレーナーの水田さんから頂いた言葉にも 何度も励まされた。
ここまでラクロスというスポーツに打ち込めたのは 1 人の力ではありません。
僕は たくさんの人に支えられ、たくさんの人に刺激をもらい ここまでやってこれました。
だからこそ、10 月 5 日の怪我は本当に悔しかった。
どれだけ努力しても、もう間に合わない。自分の不甲斐なさに腹が立った。 特別大会に向けて燃え上がる同期達。自分はみんなの熱量についていけない。 正直、みんなが頑張っている姿を見るのが辛かった。
名大戦。
みんなが勝利の為にピッチで頑張っているのに、自分は何をやっているんだと むなしくなった。
名城戦。
みんなが引退に向かって燃えて尽きていく中で、自分は炎すら上がっていない。 コーチボックスから小声で勝利を祈るばかりだった。 チームに沢山迷惑をかけてしまって本当にごめんなさい。
悔しい終わり方をしてしまい、このままだと引退するにもし切れないので、 もう少し頑張ろうと思います。自分の引退試合を冬の OB 戦に決めました。 たぶん同期のみんなは運動不足で足がもつれる人が居たり、ワンプレーで息切れする人も 居ると思うけど、最後はやっぱり同期でやるラクロスが 1 番楽しい!!!で終わりたい。 だから OB 戦までは 体作っておいてね!!!
最後に両親へ
小学1年生からサッカーを始め、高校から大学 4 年生まで毎朝 5 時起きの生活。 どれだけ仕事で疲れていても 早起きしてくれて、
毎日 両親の「いってらっしゃい。頑張ってね。」の言葉と共に僕の1日がスタートした。 この 21 年間、何不自由なく好きな事をやらせてくれたし、遠征や武者修行などチャレンジ したい事は何でもチャレンジさせてくれた。
試合がある日には、どれだけ寒くても 雨が降っていても毎回会場まで来て応援してくれたし、試合で点を決めた日に家に帰ると「ナイシ ュー!」と一緒に喜んでくれた。そんな僕は世界一幸せ者です。
今まで支えてくれてありがとうございました。
社会人でもラクロスは続けたいと思っています。 もっと上手くなった姿を見せられるように これからも頑張ります!
過去問を 26 年分解いて南山大学の合格を掴み取り、ラクロスというスポーツに出会った。 毎日の一瞬一瞬の選択が自分を弱くし、強くした。 正解のないスポーツを自分で考え、挑戦し、折れて、また這い上がってとその繰り返し。 その繰り返しこそが自分の成長へと結びつけた。
試行錯誤する毎日。むしゃくしゃして、1 人でグランドで泣いたこともある。 反復反復反復。 結果は必ず後から付いてくると信じ、ひたすら練習した。 できた時の喜びは最高だった。 そんな経験ができたのはラクロスのおかげ。最高の仲間と出会い、最高の経験ができました。
「トロフィーはほこりをかぶるが、思い出は輝き続ける」
みんなと過ごした学生ラクロスは、僕の人生の中でいつまでも輝き続けると思います。 僕にとってラクロスは大学生活の全てでした。
青山凌
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