【引退ブログ】-BLUE PRIDE- #4 細川晃佑
平素より南山大学男子ラクロス部に多大なるご支援とご声援をいただき誠にありがとうございます。
我々男子ラクロス部が日頃から何不自由なく活動できているのは、OB・OG、御父兄、学校関係者などの様々な人の支えがあってだとこの4年間活動してきて強く感じました。
この場を借りて感謝申し上げます。
#7鈴木丈士から紹介預かりました。#4細川晃佑です。
よろしくお願いします。
#7鈴木丈士からバトンを受け取りました。丈士は見かけによらず部活では鬼まじめで、風邪ひいてても部活来るし、普段の生活態度からは考えられないくらいでした。正直何考えてるかわかんなかったです。2年生くらいのときは丈士のことを器用貧乏くらいにしか思ってなかったけれど、4年生になれば何でもできるキャラになってて、これは休まず毎日部活に来て地道に自主練してきた賜物だと思います。そのあたり尊敬しています。OFリーダー大変だったと思うけど務めてくれてありがとう。お疲れさま。
次にバトンを渡すのはTRの長谷川凛乃です。僕はケガが多かったのでりんのにはテーピングなどたくさんお世話になりました。たくさんTRがいる中こんなこと言うのはあれですけど、凛乃のテーピングが一番しっくりきました。かなこに隠れてたけど、凛乃もなかなか毒舌キャラだったと思います。
いざ引退ブログを書くとなったとき、今まで雑で適当だった自分が偉そうにこんなこと書くのはどうなんだろうなどと思いながら引退ブログを書いております。僕の4年間を振り返ったって特に感極まるものなんて一つもないので後輩たちに残せる言葉を残していきます。自分が感じたこと考えてたことを素直に書くので、今までの愚行を棚に上げて読んでいただけると幸いです。
僕がラクロスをするうえで大事にしてきたこと、そしてみんなにも大切にしてほしいことは“こだわりを持つ”ということです。
皆さんは1つのことにこだわりをもっていますか?また、どんな意味だと思いますか?
僕は1つのことに執着するという意味ではなく、立てた目標、やりたいことの過程に対して思考、改善を疎かにしないという意味として考えてきました。
このように考え方に至ったのは19世代の大真さんから聞かれた「どんなプレーがしたい?」と、潤さんに言われた「こうすけはAT」「とりあえず左を極めろ」の言葉が大きいと思います。些細な練習中の発言なので本人は覚えていないと思いますが、僕にはこだわりを持つきっかけの言葉になりました。
僕は大真さんの質問の回答に「ディフェンスとの半歩のずれでも決めきれるプレーがしたい」と答えました。その時まで漠然と1on1をしていたが、言葉にしたことによってこれが僕の目標になりました。そしてこの目標に近づけるためにどのように動くべきかを思考、改善を繰り返していき、今ではこの目標は達成できたと思っています。
とはいっても、そう簡単に改善できるのならだれも苦労はしないと思います。僕が思考、改善するうえでやってきたことは、うまくいったプレーをうまくいっただけで終わらせないことです。どうしてうまくいったのか、なんでこの前はできなかったのか、どういうディフェンスに有効か、ディフェンスの位置、重心の位置は?足、手の位置、運びは?
これらをすべて見比べて再現性を高めることが大切です。僕はうまくいった動画、できなかった動画は20回くらい見返したと思います。
“こだわりを持つ”ことはイコール自信につながります。僕はこだわりを持っていた部分に関しては誰にも文句は言わせないという気持ちでいました。自分が誰にも負けないと思うポイントを作ることは試合での緊張をなくし、通用した時のわくわくしたイメージをくれます。新人戦、でらうまで得点した時の高揚感は今でも忘れません。
自分にはやりたいプレー、得意なプレーなんてないという人は一つでもいいので負けたくない領域を作ってください。それは負けたときの悔しさを与えてくれます。
是非みんなには“こだわりを持つ”ことを大切にしてほしいと思います。
最後にお世話になった方々に感謝の意を伝えて締めとさせていただきます。
コーチの皆さんへ。
いつもお忙しい中グラウンドに顔を出して指導してくださりありがとうございました。ラクロスに熱心になれたのはコーチ方のおかげです。
圭樹さんへ。左ストロングの尖った選手をここまで面倒を見てくださりありがとうございました。ファイナル4前日、左に関して東海No1だと思ってるといってくださり、今までやってきたことは無駄じゃなかったと思えました。ケガして選手として終わったと思っていた僕に、絶対に試合で使うといって励ましてくださりうれしかったです。そのおかげで最後まで続けることができました。最後、試合に出れて感謝してもしきれません。
潤さんへ。1年生のころから面倒を見てくださりありがとうございました。潤さんみたいな選手になりたいと思って練習してきました。現役時代たくさん迷惑かけましたが、OFコーチとしてチームに携わり育ててくださりありがとうございました。
後輩へ。
今までありがとう。特にBで一緒にがんばってきたゆうと、ゆうま、いなぷー、しゅう。たくさん迷惑かけてごめんね。休みがちだったけどあのころの君たちとの練習はたのしかった。いなぷーとしゅうはいなかったけど最後に写真取れてよかった。
ともきへ。もうエゴキャラはいなくなりました。次は君の番です。僕が出れなかったリーグでの活躍期待してます。4番をよろしく。
オフェンスともに、頼りになる後輩ばかりで来年のことは何も心配していません。君たちらしいチームを作ってください。
同期へ。
1年生のころラクロス辞める人がたくさんいて、みんなやる気あんまりない人が多かったけど、そのメンバーと最後まで走り抜けたと思うと感慨深いです。こぶは新人戦で辞める、たけしは三つ巴で辞めるとか言ってたのに最後みんな笑顔でよかった。みんな大好き。
れいきへ。いつから仲良くなったっけな。全然覚えてないけど知らないうちにずっと一緒にいるようになって練習もお互い指摘しあうようになって、れいきがいたからうまくなれたし、続けられた。時には愚痴を吐きあったり、メンヘラムーブすることもあったけどすべてが楽しかった。日課の100円ローソンは一生の思い出です。これからもよろしく。
家族へ。
はじめは部活やることに反対してて続かないって言ってたけど、なんだかんだで新人戦、でらうま、ファイナル4に応援しにいてくれてうれしかったです。ファイナル4で負けて家に帰ったとき、「続かないと思ってた、休んだりしたときもあったけどよく最後までやり切ったね。」ていってくれて胸がいっぱいになりました。最後まで応援してくれてありがとうございました。これからは立派な社会人になれるように頑張ります。
最後に、OB・OGの先輩方、トレーナーの皆様、保護者、南山大学の皆様、関わって下さった他大学の皆様にも心より感謝申し上げます。
最高の4年間をありがとうございました。
21南山 #4 細川晃佑
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