【引退ブログ】-BLUE PRIDE-TR 長谷川凛乃
平素より、南山男子ラクロス部に関わってくださっているコーチの皆様、保護者の皆様、OBOGの皆様、外部TRの皆様、関係者の皆様、いつも多大なるご支援、ご声援のほど、誠にありがとうございます。
関わってくださる全ての方々のおかげで私たちは活動できています。改めて感謝申し上げます。
こうすけよりバトンを受け取りました、TRの長谷川凜乃です。仲が悪い、とはるととお互い言いながらも、なんだかんだ一緒に居るのがとても面白かったです。怪我ばっかりでモチベーションの維持が大変だったと思いますが、諦めずに試合に出る姿がとても印象的でした。
次は古布蒼太です。FOに取り組むストイックさがとても素敵でした。どんな思いで取り組んでいたのかブログを見るのが楽しみです。テーピングを巻く時に話したランキング1位だと思うので、これからあまり話せなくなると思うと少し寂しいです。
長くて拙い自分語りの文章なので、お時間のある際に読んでいただけると幸いです。
1年生
入学前から体育会系の部活しか見ていなかったので、入学式の時にビラをもらいに先輩に話しかけたことを覚えています。ビラを配っていた先輩がその事をまだ覚えているくらいには珍しい存在だったと思います。
見学して先輩方の熱意に心を動かされ、その場で入部を決意しました。スタッフ第1号、第2号は私とぴまりです。その日に知り合ったのに見学後一緒にご飯を食べに行き、後日英語のクラスが同じで驚いたのも良い思い出です。
2年生
2年生ながらFINAL4、FINALの試合のベンチに入ったことは私にとってその後のスタッフ生活の大きな糧になりました。
負ければ大好きな先輩方は引退する、という緊張感がある中、水が入ってるタンクをぶちまけ、躓いて転び流血しながらベンチに入ったのは今では思い出です。
こんな大舞台で失態を犯すスタッフはなかなか居ないので、後輩たちにはのびのびとベンチに入って欲しいです。
大雨の中、FINALで先輩方が泣く姿を間近で見て、こんな思いは二度と先輩方にさせたくないと心に誓ったのを覚えています。
そんな志の中、先輩スタッフが少なかったことによりTRリーダーに就任した後の半年間のことは、実はあまり覚えていません。
後に「スタッフ暗黒期」と呼ばれるほどスタッフが少なく、毎日毎日奔走していました。
数少ない記憶の中で覚えている出来事が、MGの人数不足により、タイムの業務を担うことになったことです。ぴまりにもしごかれ、自分の不甲斐なさに毎度落ち込みました。4マネ全員の記憶にあるのに見つからない、ぴまりから私へ宛てた幻の反省があるのもあの頃です。
しかし今では、あの時のMGの経験が自分のスタッフとしての視野を広げてくれたと思っています。あの時はありがとう。
間違いなく人生の転機は2年生の時、と言えるほど濃いラクロス生活を送りました。
3年生
全員が全員に一言メッセージを書く毎年恒例のアグノレッジで「3マネがいてくれて良かった」という先輩からのお言葉を貰って、1年頑張ってきて初めて報われたと思いました。
東海制覇したFINALの試合では、トラウマだった会場で、因縁の相手を圧倒する試合展開にベンチスタッフとして立ち会えたことに感動しました。
選手やスタッフ、観客席が一体となって喜んでいるところを見て、続けてきて良かったと思いました。
4年生
先輩方が引退し最上級生となってからは、先輩が大好きだった私にとってモチベーションの維持に苦しむ期間となりました。
同期がすごく頑張ってくれている中、TRとして自分がほとんどチームに貢献出来ない状況に悩んでいました。
FINAL4の直前に外部TRの方に、テーピングが上手だねという言葉をいただけて、今までやってきたことは無駄ではなかったのだと思いました。その事を言われてから数回しかテーピングを巻くことは叶わなかったけど、大事に丁寧に巻けたと思います。
モチベーションに苦しむことは誰にでもある事です。特にスタッフは自分の存在意義を見失いがちで、そんな時は仕事を頑張れない日々が続くと思います。
私はすごいTRリーダーでは無いので、大したことは言えないのですが、今までを振り返って大事だと思うことは、苦しい時でも何か1つだけでいいから続けることです。
私にとってそれがテーピングで、アグノレッジで「りんのが1番テーピングが上手で信頼してる」と書かれたこと、本職のトレーナーの方に上手と言われたことで、3年半やりきった、と自信になりました。
その続けた経験は、きっと自信につながります。
両親へ
毎朝駅までの送り迎えや、部活の愚痴を聞いてくれてありがとうございました。支えがなかったら続けられなかったと思います。これからは親孝行できるように頑張ります。
先輩方へ
私がラクロスに本気になれたのは先輩方がラクロスに取り組んでる姿勢をみたからです。普段は和気あいあいと、やるときは真面目にラクロスをする姿をとても尊敬していました。
後輩へ
話しかけにくい雰囲気を出していたのにも関わらず、臆せずに話しかけてきてくれてありがとう。後輩たちがすごく可愛くて、仲良くなってからの日々はとても楽しく過ごすことが出来ました。
そんな後輩たちが主体となる25南山が今から楽しみです。絶対に目標を達成してくれると思います。
先輩スタッフへ
とても沢山のことを教えていただきありがとうございました。厳しくも優しい先輩方のリーグ戦への強い思いを普段の行動から感じ、私ももっと頑張ろう、先輩方のようになりたい、と常に思っていました。先輩方のようなかっこいいスタッフ、TRにはなれませんでしたが、いつまでも私の憧れの存在です。
礼儀がなっていないこともあったかもしれませんが、先輩方の後輩で幸せでした。
後輩スタッフへ
どんどん吸収して成長していく姿がとても頼もしかったよ。厳しくしてしまったからあまり好かれていないと思っていたけど、引退する時にあんなに泣いてくれてすごく嬉しかった!人数が少なくて大変だと思うけど、みんななら大丈夫。観客席からみんなの活躍を見るのが楽しみです。
3マネはまさかこんなに少なくなると思っていなかったけど、頼もしいメンタルの強いふたりが残ってくれたからこそ、なにも心配はない!頑張りすぎないように気をつけてね。
1、2マネは見違えるくらい頼もしくなってくれて嬉しい!私たちが2マネだった時と状況が少し似てるからこそ大変になるだろうなと心配になるけど、先輩をサポートしてあげてね。来年はみんなに懸かってるからね。期待してる!
昔、先輩TRから言われたことをそのまま書こうと思います。TRは選手のプレーしたい気持ちが強いと流されてしまいがちですが、選手のためを思って、この言葉を受け継いで頑張って欲しいです。
25TRへ
プレーヤーには愛のある厳しさを!
同期へ
仲が悪いと散々言われてきたけど、なんだかんだ仲がいいんだろうなと思ってます。各々が真摯に部活に向き合っていてとても頼もしかったよ。全員で飲みに行こうね。
4マネへ
部活を辞めようと本気で思ったことがないのは4マネがいたからです。誰も欠けずに引退できた学年は今まででもほとんど無かったと思います。大学は一生の友達を作るところとよく言いますが、死ぬまでずっと会いたい人を作ることができて幸せです。出会ってくれてありがとう!会う頻度は減るけど会う予定は沢山あるので寂しくないです。これからもよろしくね。
こんなに充実した大学生活が送れたのはラクロス部に入ったからです。一生忘れられない日々を過ごさせてくれてありがとうございました!
最後にはなりましたが、これからも南山男子ラクロス部をよろしくお願い致します。
21南山 TR長谷川凜乃
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