10月29日

【引退ブログ】-BLUE PRIDE- MG 岡田向日葵

OB・OGの皆様、保護者の皆様、関係者の皆様、平素よりご指導・ご声援誠にありがとうございます。今年度は特に多くの方々に支えていただき、最後まで走り切ることができました。心より感謝申し上げます。

4年MGリーダーの岡田向日葵です。

岩田怜起からバトンをもらいました。彼は毒舌ですがよく備品を運んでくれたり、色々言いながらもなんだかんだラクロスが好きなんだろうなと感じるほど壁当てしたり、練習熱心だなと思っていました。お兄さんに亀山の良い所聞いておいてください笑

次は近藤弘貴です。彼は途中から防具の何から何まで赤いことから"赤こうき"と呼ばれていました。最後の方知らない間に白こうきになってたけど、ピークで赤い時はザリガニみたいだなと思ってましたごめんね。彼の練習前の独特な声かけはチームに笑顔をもたらしていたと思います。

拙い文章ではございますが、最後まで読んでいただけると幸いです。

キックオフ時、引退した時になっていたい姿を学年mtgで考えました。私はその時、

"自分がいて良かったと思ってもらえる、プラスの影響を与えられる人"というのを掲げました。最後までその気持ちは変わりませんでしたが、果たして私は与えられたのでしょうか。少しでも与えられていたら嬉しいなと思います。

元々要領の悪い私は、1,2年生の頃は特に仕事ができないスタッフでした。自分的には頑張っている"つもり"でなかなか結果に結びつかない、同期や先輩からしたら大変だったと思います。でも反省で先輩方に褒められることが何より嬉しく、原動力になっていたため、徐々に部活が楽しくなっていきました。そして今振り返ってみて、3年生でのMGリーダー経験が私の中で本当に大きくて、ターニングポイントだったんだと強く思います。

去年は先輩方から、今年は同期からこのようなアグノレッジをいくつもいただきました。

「見違えるほど成長したね、頼もしくなったね」

MGリーダーを2年間、今年は渉外担当や幹部もやらせてもらったけど、正直口うるさいことしか言った記憶ないし、仕事もミスが多々あってたくさん迷惑をかけました。それでもこうやって周りの方々から言っていただけたのはすごく嬉しかったし、部活のことしか考えてこなかったけどそんな大学生活も悪くなかったなと思いました。(みんなはプライベートもうまく両立させてください笑)

学年ごとの振り返りの代わりに、MGが私1人だった時のことを書かせていただこうかなと思います。

言ってしまえば毎日が1人脳内会議でした。留学で同期MGがいない中、一個下の後輩MGも気づいたら0になり、同じポジションの人が誰もいないってこんな気持ちなんだと辛い時期もありました。

その期間はとにかくがむしゃらだったため、毎日やることしかなくて充実していたと今なら言えます。でも正直あの時の記憶はほぼないくらい、限界まで考えて動いての繰り返しでした。

特に印象に残っているのはつま恋です。当たり前ですがタイスケ2チーム分を全て私が考えなければならず、3日目の動きは試合結果次第で変わるため、前日は疲労で完全に頭が回らずタイスケが間に合わなくて、結局stfmtgを次の日に延期させてもらいました。(今だから言えることですが、その日のルール講習会も1番後ろで私だけ睡魔に逆らえず意識が飛んでました。りんの起こしてくれてたのにごめん笑)

この時りんのともかは「タイスケのことよくわからないから、何も手伝えなくてごめんね」と言ってくれていましたが、今の3,4TRにはMGの代わりとして練習や試合タイムもやってもらっていたので本当に感謝しかなかったです。時に厳しいことも言っちゃったけど、この期間でTRのことを深く知ることができて視野が広がりました、ありがとう。ASもこの時期、寝る間を惜しみながらも本当によく頑張ってくれていました、ありがとう。

私的につま恋を通して、MGは私しかいないんだと覚悟を決めて先輩方にも指示を出せるようになったのかなと思います。それも20世代の皆さんが優しく私の意見も聞いてくださっていたからです。私が病まずにこの期間を乗り越えられたのは間違いなく周りの人の助けがあり、一人だけど独りじゃなかったからです。

新歓試合は毎週タイムのおかげで、役職の中で1番苦手だったタイムも何も怖くないゾーンに入りました。ともかがぴーちゃん呼びを広げてくれたおかげで、私になかった親しみやすさを与えてくれました。スタッフとして良い意味で180度変わることができ、人間としても大きく成長することができたこの期間は私にとって必要不可欠でした。

また正直言うと、去年で私も先輩方と一緒に引退したい(辞めたい)なと言う気持ちが50%ありました。それは成果はどうであれ、自分的にやり切った感があったからです。自分の代への恐怖もあったからかもしれません。でもキックオフ前に20世代のほのかさんに、「自分のために部活を続けるんじゃなくて、苦しいけど、同期、先輩、後輩のために部活を続けるのも、一つの理由になるのかもしれないね」という言葉をかけてもらい、その日からまた100%の気持ちで、最後まで頑張りたいと思えるようになりました。もちろんベースは自分のためだからこそ最後まで続けられたと思っていますが、3年の時に落ちて辛かった審判試験も、4年でやっと受かって頑張れたのはこの言葉があったからです。

みんなも、何のためにラクロスをやっているのかわからない、スタッフをしているのかわからない、そんな時期が来るかもしれません。理由をひたすら探し続けるとしんどくなるけど、どんな理由でも良いのでとりあえずまずは明日の練習に参加してみてください。ラクロスしてる自分がかっこいいから、みんなといるのが好きだから、恩返しがしたいからなど理由は本当に何でも良いです。ちなみに私が引退して思うことは、4年間やってきて良かったな、男ラクに入って悔いはないなの一言に尽きます。

早起きは大変だと思いますが、いつか体が慣れます。でも睡眠は絶対にしっかり取ってください。私からみんなへ心からのお願いです。(じゃないと毎日悪寒に悩まされます)

長くなりましたが、最後に感謝の気持ちを述べて終わりにしようと思います。

MGへ

あんなにタイムの前日毎回吐きそうだった1年生の頃に比べたらうちらたくましくなったよね？同期MGがこの2人だったから私はMGリーダーをやってこれたし、私は3人でMGリーダーだったと思ってるよ。また韓国料理食べに行こうね。

後輩3人はウチらと同じ上も下もいない状況で正直めっちゃしんどいと思う。でも必ず周りの人が助けてくれるし、2年生でこんなに冷静に真面目に考えられる3人なら絶対大丈夫。どうしても困ったことがあったらいつでも言ってきてね。こんな私についてきてくれて、辞めずに頑張ってくれて、本当にありがとう。

スタッフへ

私自身あんまり自分からコミュニケーション取るのが得意じゃなくて、部活モードの会話が割とメインだったかもしれないのが唯一の心残りかな。でもみんな優しいから合間に話しかけてくれてすごく嬉しかったし、結構その時間好きだったんだよね。各々にちゃんと芯があって、頼もしく成長してくれたみんなには感謝しかないです。ありがとう。

両親へ

ほとんど部活の話しなかったし、聞かれたことしか答えなかったから内心はすごく気になってたかもしれないけど、何も言わずに始発の時間に駅まで送ってってくれたり、上南戦も見にきてくれたりたくさんありがとう。これからは恩返しできるように頑張ります。

4マネへ

毎日支えてくれて、本当にありがとう。ぴまり頼もしくなったねって言ってくれたけど、みんなのおかげで成長できたんだよ。あと、4人とのおしゃべりが何よりのリフレッシュになってた。引退してもおばあちゃんになるまで思い出作る計画もう立ててるから、みんな長生きよろしくね。

同期へ

先輩後輩よりも、一番同期1人1人のことを最後まで詳しく知れなかったかもしれない笑

不仲不仲言われ続けたけど、なんだかんだ絶妙な距離感を保って関われたことが結果的に良かったんじゃないかって今では思ってます。本当に色々あった代だったけど、みんなと4年間やってこれて楽しかったです、ありがとう。

後輩へ

最後まで頼りない4年でごめんね、それでも約1年間ついてきてくれて本当にありがとう。色々思うことはあったかもしれないけど、その分これからは自由にラクロス楽しんでね。生意気だけどかわいいみんなが大好きだよ。キックオフブログでも書いた通り、24南山は下級生に支えられて成り立っていました。その下級生中心となるこれからのチームは、私たちの代わりに全国に行ってくれると信じてるし、応援しています。

改めて、関わってくださった全ての方々に感謝申し上げます。来年度以降の南山男子ラクロス部もよろしくお願い致します。