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【引退ブログ特別編】-BLUE PRIDE-HC 長島圭樹


お疲れさまです。

南山大学男子ラクロス部HC長島圭樹です。


いつもお世話になっている関連各所の皆さま、個別に御礼はお伝えできませんが、この場をお借りして御礼申し上げます。特に、部員のご両親、および南山大学の皆さまには、ご迷惑ばかりお掛けしながら、いつもご協力いただいており、感謝しております。


さて、明日の全学準決勝を前に、みんなからヘッドコーチとしてのメッセージを送りたいと思います。急いで書いているので、且つ、前提としてはチーム向けの発信のため、読みにくい点、崩れた表現、文章はご容赦ください。

少しでも、明日の糧になればと思います。



突然ですが、2人の娘がいます。



長女は羽美(うみ)ちゃんで7歳、次女は美杜(みと)ちゃんで5歳です。

うみは、今年の4月、小学校に入学をしました。人見知りの性格もあいまって、慣れない環境で毎日朝から半べそ。毎日彼女の涙をみながら、週末くらいは家族で楽しんで元気になって欲しいと思っていました。


みとは、まだまだ保育園の年中さんで、お父さんに甘えたい、遊びたい盛り。顔をみるや否や、いまだに、抱っこ、お馬さん、高い高いをやってといいます。


そんな環境でも、必ず時間をとり、週末は大学の練習に顔を出しました。

子供達と公園に行く時間を、君たちの練習時間に費やしました。毎日働いて、家事も育児もやってくれる嫁さんの唯一の週末に、子供をまかせることも多くありました。

それでも、ラクロスをやっている私を娘っ子たちはいつも応援してくれました。



それが、俺が一生懸命、南山男子ラクロス部活向き合う理由です。

側で支えて応援してくれる家族に、「今日も勝ったんだよ」「優勝したよ」「俺頑張ったんだよ」と伝えて、俺自身が喜んでもらう姿をみてもらう。それが、いつも支えてくれる家族への恩返しだと思っているからです。


だから、チームが強くなるために、恩返しをするために、遅刻はしない、練習は全力、自主練はちゃんとやる、準備もしっかりする、チームの問題は解決する、ラクロスの時間のために仕事も頑張る、子供達と一緒にいるときは全力で甘えさせてあげる、、、振り返ると、そんな一年でした。


そして、そんなことを、君たちにも求めた一年だったかと思います。


想いが強すぎるが故に、語調が強くなること、言葉使いが悪くなることがあり、嫌な思いをした選手もいると思います。ハードルの高い要求に、頭を悩ませた選手もいると思います。

ごめん、許してくれとは言わないけど、それくらいの覚悟で向き合ってきた点、理解してもらえると嬉しいかな。コーチ一年目、勘弁してくれるとありがたい。来年は治してく。笑


みんなはどうかな?


みんなには、お世話になった人=恩返ししたい人がどれくらいいるだろう?


いつも支えてくれた両親、パートナー、先輩、後輩、同期、女ラクさん、他大学の友人、今までの対戦相手、南山大学、中路先生、学生課やトレーニングルームの学食のおじちゃん、定食屋のおじちゃん、、、その人たちが喜んでくれる顔を思い浮かべてみてください。


そして、その人たちのためにも、明日は最高のパフォーマンスをだそう!

最高のシュートを、パスを、グラボを、セーブを、声をだしていこう!

そして、最高の勝利を掴みに行こう。


昨日の夜、帰宅すると、娘っ子たちが布団からでてきて、「お父さんが先生してるラクロスの応援楽しみ。お兄さんたちにお菓子いっぱい買ったよ」と、言ってくれました。



娘っ子たちだけでなく、応援してくれる人は、きっと、勝ち負けはこだわらないと思う。


でも、俺はやっぱり、家族に、この娘っ子達に、最高の姿をみせたい。

このチーム、南山ラクロス部で喜んでる姿をみてもらいたいと思っています。



君たちにも、そんな人たちがたくさんいて、きっと、俺だけじゃなくて、今はみんなも心からそう思ってくれてると信じています。

そして、明日を最高の1日にしてくれると信じています。

一番そばでみてきたから言える。

君たちならできる!


日本一まであと2勝。やっちゃうよ!!


HC 長島 圭樹


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